【合宿免許10日目】記憶を失うほど怖かった初の路上

車の免許合宿
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仮免に落ちた昨日は、今日に備えて23時には寝て7時にまで寝ていた。

運転に一番大切なことは、いかに睡眠時間を確保して、運転に集中力を高められるかを学んだ。

目覚めとともに、運転手帖を読み込んで、学科試験の勉強も再確認して、朝食をとった。いつもは、この後に散歩に出かけるが、試験の最終確認に追われて、そんな余裕がなかった。

旅館の朝食

 

 

 

 

 

お迎えの車に乗り込み、いざ教習所へ。

今日、仮免の修了検定を受けるのは私一人だけ。

説明を受けた後、まずは試験官にコースを走ってもらい見本を見せてもらう。そして、いよいよ私の番だ。

慣らしの1周を終え、いざ本番のコースへ。

スムーズな運転のためには思い切りよくアクセルを踏まなければいけないのに、緊張のせいか全然円滑に進まない。

「操作は上手くいかなくても、安全確認だけはしっかりやろう!」と必死だったが、焦って間違った方向に指示器を出してしまう。あちゃー……。

そして、鬼門のS字。 「がくっ! がくっ!」とブレーキを踏みまくりながらも、恐怖の脱輪はなんとか免れてクリア。

そこから右折へ。前日に逆走して落ちたあの恐怖の右折も、今回は無事に左側車線に入ることができて成功!

さらに試練のクランクも、ロボットさながらに「がくっ! がくっ! がくっ!」とぎこちなく運転しながらも、なんとか抜け出すことに成功。最後に踏切と坂道発進をこなして、試験が終了した。

試験が終わった… 絶対に終わった…色んな意味で、また落ちた気がする…

車を停車させたとき、試験官が優しく問いかけてきてくれた。

試験官「運転、おっかない? なんでおっかない?」

私「どこにタイヤがあるのか見えないから、怖いんです」

試験官「そうだなぁ、見えないから怖いよな。どんな運転がしたいか、イメージが湧いてないだろ? 湧いてないから、道路に対してただ車をガタガタ動かすしかなくなる。だからハンドル操作が遅くなるんだ」

その言葉を聞きながら、涙が止まらなくなった。

こんな風にわざわざアドバイスをくれるってことは、やっぱり今日も落ちたってことなのね?

――しかし、待合室で待つこと10分。 修了検定(技能)の結果は…なんと、合格!!!! きゃあああああ!!!!

私「本当ですか!?」と思わず受付で叫んでしまった。

喜ぶ間もなく、次は筆記の学科試験へ。

 

 

 

 

試験官から説明を受けて試験開始。

ほとんどの問題の答えが分かり、かなりの手応えを感じながら試験終了の時間を迎えた。

すると、私のそばに寄ってきた試験官が突然絶叫した。

試験官「おい! なんで問題用紙に書き込みしてるんだよ!!」

やらかした。

最初の説明で「問題文に書き込みをしてはいけない」と言われていたのに、ガッツリ書き込んでしまっていたのだ。いや、私の耳には全く入っていなかった…。

問題用紙は免許センターからの借り物らしく、返却時に書き込みがあるのは御法度だという。

すっかり不機嫌になった試験官が、採点のために部屋を出ていき、数分後に戻ってきた。

試験官「…合格!!」

ああああああああ!!!神様!!!!!ありがとうございますううううう!!!!

教習所で頂いた弁当

 

 

 

お弁当を食べた後、仮免の手続きを終えて、ついに「第二段階」へ突入。 効果測定を1回受けると、100点満点中86点。

まずまずの滑り出しだが、今まであまり出てこなかった「二輪車」の問題に手こずってしまい、やたらと時間がかかった。

その後の学科授業では、車から見た「死角」について学ぶ。車の死角が想像以上に広くて、「私はなんて恐ろしい乗り物を動かしているんだ」と改めて恐怖を感じた。

そして、ここからが本当の地獄だった。

初の「路上教習」3コマ。 お昼に2コマ、夜に1コマ走ったのだが、どちらも最悪なことに雨。

怖い。怖すぎる。ぶっちゃけ、緊張しすぎてほとんど記憶がない。

所内では時速10キロメートルすら出すのが怖かったのに、路上ではひたすらアクセルを踏み、時速40キロメートルまでガンガンスピードを出された。

感覚としては、座った状態の自分の肉体を、前方へ無理やりワープさせていくような強烈な臨場感。

夜の雨はもっと最悪だった。

濡れた道路が街灯や対向車の光を反射してギラギラ光り、ただでさえ悪い視界がさらに遮られる。

おまけに、サイドミラーなんて雨粒で見づらくて殆ど役に立たないではないか。

ちゃんと曲がりきれなかったりして先生に指導されつつも、命からがらなんとか走行を終えた。

車から降りた瞬間、極限の緊張が解けて足がぶるぶる震えていた。

旅館の夕食

 

 

 

 

全ての授業が終わってスクールバスで宿に帰ると、旅館の従業員の方が「これ使いな」とマスクをプレゼントしてくれた。

その優しさが身に沁みる。今度何かお返しを買ってこよう。

かわいいキャラ入りのマスク

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