朝6時半起き。
「あちゃー…」
布団のシーツに生理の血がついていた。
ここは家ではなくて旅館だ。シーツを汚したら交換してもらう場合はお願いしないといけないのだ。
こういうところが合宿生活の鬱陶しいところ。
おずおずと、仲居さんにお願いして、シーツを交換してもらいたい旨を伝えた。

旅館の朝食
今朝もお楽しみの朝食をおなか一杯食べた後、近所をのんびり散歩したあと、部屋に戻ったらシーツが交換されていた。
学校に行く前にトイレに駆け込んだら、便座カバーにまた血がついてしまい、水道水で洗ったあと、カバーをとりつけようとしたが取り付け方がわからなくて、アクセクしているうちにバスのお迎えが来てしまって、そのまま放置してバスに乗った。とほほ。
(宿に戻ってから元の状態にしました)

今日の効果測定テスト(模擬テスト)は50点満点中、1回目41点、2回目42点、3回目37点。
これはいい線いっている。
そのあと、学科を3コマ受ける。覚えるところは沢山あるけど、学科試験は大丈夫と自信がついてきた。
そして、悪夢(!?)の技能の講習。
絶対にできない苦手意識が強すぎて気持ちがどんよりしていた。
いくら言われてもカーブが曲がれないのだ。今日は担当のH先生がお休みなので、2コマとも違う先生が担当となった。
1人目→60超えているおじいさん。
ずーーーーーっとだまっている。
話すとしたら、私の運転が間違ったときだけ。
50分間、隣で先生が置物のようにいて、校内を車でぐるぐるしているだけだった。
時間になり無言のドライブから解放されたが、何も成長を感じられずなんだか腑に落ちないモヤモヤした気持ちだった。
2人目→50代くらいのおじさんI先生。
お話することが大好きで、キャバクラとか好きそうだが、職業柄意外と酒が飲めなくて、でもそこらへんの女の子を口説けないから風俗の客としていそうな先生。という印象。なんだか懐かしい感情を持った。
そしてこのI先生、私の運命を変えてくれた。
弱点であるカーブの曲がり方について先生は言った。
「君はカーブを曲がろうとしているけど、違う。カーブに合わせるんだ」
その瞬間に、びびびっときて、言われた通りにしたところ、カーブをしっかりと回れるようになったのだ!
これは革命的な出来事である。
その喜びで子踊りていたそのとき、I先生が残念そうに言った。
「2コマ遅れていることは知ってる?このままいくと、ちゃんと卒業はできない」
ズドーンと奈落の底に落とされた。
遅れていることは知っているが、そこまで遅れているとは思わなかった。
たしかに、同時に合宿に入った若い男の子は、私より遥か先のコースを走っていた・・・・
このまま明日からまたH先生の元で学んでいたら、私はずっと延泊=追加料金を払い続けなければいけないのではないだろうか・・・?
その日は、授業が終わり、スクールバスに乗って旅館に帰った。
旅館でごはんを食べ、徒歩10分くらいの山道を歩いて最寄り駅まで歩いたり散歩をした。
温泉街の暗闇にある川を眺めながら思った。
技能の担当先生を変えたい・・・・

旅館の夕食
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