現在2歳10ヶ月の息子。療育に通い始めて、2ヶ月半が経過した。
療育に通い始めたきっかけは、言葉の発達が遅いために、お友達に手が出てしまうことがあったからだ。 まだ短期間ではあるが、実際に園でどのようなことをしているのか、ここに記録として残しておく。

我が家が通っているのは、週に1回(1時間)の「個人指導スタイル」の療育だ。 和室でテーブルを挟んで先生と息子が向き合い、私は後方の席から2人の様子を見守る形をとっている。
主な活動内容は、大きく分けて以下の4つである。

① 視覚情報を理解する力をつける
息子は「耳から入る聴覚情報」は認識しやすいが、「目から入る視覚情報」を処理するのが少し苦手な傾向にある。
例えば、知育玩具の『ミッケ!』を使った遊びでのことだ。 お題カード(視覚)に描かれたフィギュアを探すゲームでは、カードを見るだけでは同じ物を見つけるのが難しい。しかし、先生が「飛行機を探してね」と言葉(聴覚)で指示を出すと、すぐに目的のフィギュアを見つけられるのだ。
これは視覚から入った情報が、脳の中でうまく整理できていないために起こる現象だという。先生との遊びを通して、この「目から入る情報」への理解を深めていくのが目的である。

② パズル遊びで脳に刺激を与える
目から入ってきた情報を脳でうまく整理するには、パズルが有効である。そのため、通っている療育でもパズルがよく取り入れられている。 幸いにも息子はパズルが好きなため、毎回楽しそうに取り組んでいる。
ほかにも、絵合わせ、形合わせ、折り紙、シール貼り、おままごと、絵本の読み聞かせ、口元の力を強化するための紙笛など、多彩な遊びを行っている。
③ 相手に許可をとる(コミュニケーション)
何かが欲しいときに「〇〇をちょうだい(貸して)」と断る行為。人間関係における基本中の基本だが、実は親子間では無言での受け渡しになりがちで、つい省かれてしまうコミュニケーションである。
療育では、物の受け渡しは必ず「相手の許可を取ってから行う」ことを徹底している。 その成果もあり、最近では家でも意識して行動できるようになり、息子も何か欲しいときにはしっかり「ちょうだい」と言えるようになった。
④ 貴重な子育て相談タイム
終わりの10分ほどは、息子をおもちゃで遊ばせながら、先生との相談タイムになる。 先生から息子の様子をフィードバックしてもらったり、お友達関係や幼稚園についての悩みを相談したりしている。
たかが10分、されど10分。 子どもがすぐ傍にいながら、大人のプロと10分間も真面目な会話ができる環境は、非常に貴重である。普段ワンオペで自宅保育をしている私にとって、週に1回、プロの先生と会話ができるこの時間は、本当に嬉しくて救いになっている。
以上が、現在我が家が療育で行っていることだ。 4月からは今の個人指導だけでなくグループ指導も始まる予定である。そこでまたどんな姿が見られるのか、今からとても楽しみにしている。

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