2歳の息子、療育を始める

子の療育
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パッと見は穏やかそうな性格に見える、2歳11ヶ月の息子。彼は現在、週に1回「療育」に通っている。

理由は、言葉の発達が遅く、お友達とうまくコミュニケーションが取れないからだ。 自分の気持ちを相手に伝えられないもどかしさからか、2歳5ヶ月の頃からお友達に手が出るようになってしまった。

お友達3人で楽しそうに走り回っていると思えば、次の瞬間には「バシッ!」と叩いてしまう。自分の気持ちが相手に伝わらず、思い通りにいかない。そんなときに、つい手が出てしまうのだ。

我が家は自宅保育である。 集団生活を送っている子に比べると、たくさんのお友達と触れ合う機会がどうしても少ない。保育園に通う子であれば、集団生活の中で揉まれ、対人スキルも言語も自然と発達していくのかもしれない。

だが、自宅保育組はそうはいかない。 公園や児童館などの遊び場には、そもそも同世代のお友達が少ないため、場数を踏む機会自体が圧倒的に不足しているのだ。

そうは言っても、4月からは幼稚園が始まる。少しでもお友達と円滑に過ごしてほしいし、お友達を叩いてしまうトラブルは何としても避けたい。

焦りが募り、息子が2歳7ヶ月に差し掛かった頃、区の発達相談にすがる思いで電話をした。そして1ヶ月後、面談を行うことが決まった。

 

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約束の日、家族でセンターへ向かうと、個室で2人の職員に案内された。1人が息子と遊びながら様子を観察し、もう1人が私たち夫婦から息子の話を聞くスタイルである。

診断の結果、運動面には問題ないものの、言語の未発達や、イラストの物の名前が言えないといった「認識不足」の指摘を受けた。それに伴い、自宅から近い療育所を紹介してもらうことになる。

時期は11月。年度末も近いためどこも満員で、今からの受け入れは難しいだろうと言われたが、チャレンジ精神で申し込んでみた。すると2週間後、なんと希望の療育所に通えることが決まったのだ。

安堵のあまり、本当に膝から崩れ落ちた。 その後はトントン拍子で話が進み、すぐに面談を経て、さらに2週間後には通い始めることができた。区の職員もびっくりするほどの、驚異的なスピード解決であった。

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初めて療育に足を運んだとき、息子は2歳8ヶ月だった。 先生と迷路をしたり、折り紙をしたり、のりで紙を貼ったりと、終始楽しそうに遊んでいた。

それまで療育がどんな場所なのか分からず、どこか暗い印象を抱いていたが、現実は全くの逆であった。先生が優しく遊んで言葉を引き出してくれるだけでなく、なんなら私の育児相談まで聞いてくれる。超絶ありがたい場所なのだ。

4月の幼稚園入園までに、ここから1ミリでも成長してくれることを願っている。

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