ビルマ文字という名の迷宮ミャンマー

ミャンマー
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ミャンマー第2の都市、マンダレーに行こうと決めた。

バガンなどの遺跡巡りも魅力的だが、今のミャンマーの人々のリアルな暮らしに触れてみたかったからだ。

ミャンマーに到着して二日目、街の中心部にある旅行会社に出向き、マンダレー行きのバスチケットを入手した。値段は2000円ほどであった。

ヤンゴンからマンダレーへの移動には、鉄道ではなくバスを選んだ。

鉄道は遅れることが多く、あてにならないからだ。

旅の日程が短い私にとって、予定が狂うことだけは絶対に避けたかった。

よって鉄道という選択肢はなし。

今夜発のバスチケットはすでに満席だったため、出発は明日になった。

チケットを無事に確保した後は、市内観光へと繰り出した。ヤンゴン市内の寺院巡りと、NLD(国民民主連盟)の本部へ行ってアウンサンスーチー氏のグッズを買うのが目的だ。

 

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ガイドブックを見ながら、路線バスを探した。

しかし、当時のミャンマーのバスは、数字が英数字ではなく「ビルマ文字」で表記されていた。外国人の私にとっては完全にチンプンカンプンである。

象形文字のような数字と言葉を前に、頭の中は「???? 」でいっぱいになった。

ガイドブックに載っている数字の表と、目の前を通り過ぎるバスの文字を必死に交互に見比べながら、お目当てのバスを探し続けた。

しかし、最初から上手くいくわけがない。

一時間近く待っても、目指すバスには乗れなかった。お目当てのバスがそもそも来なかったのか、それとも見つけられなかったのかさえ分からない。

結局、タイムアウトとなり、私はタクシーを捕まえて乗り込んだ。 自力で乗りこなせなかったことが、なんとも情けなかった。

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